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  • 2017.07.25 Tuesday
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本当に拉致問題の解決を望むなら吉報のはず

北テロ指定解除、拉致家族ら落胆・憤り・怒り
「私たちの手の届かないところで物事が進んでしまう」――。
北朝鮮への経済制裁の根拠となる「テロ支援国指定」を11日、米国がついに解除した。

解除に反対し続けてきた拉致被害者の家族たちは、米国の決定を止めることができなかった日本政府に対しても、不満や怒りを訴えた。

拉致被害者家族会は、北朝鮮を政治的にも経済的にも追いつめることが、被害者の早期解放につながるとして、北朝鮮への国際協調融資などが事実上できなくなる米国のテロ支援国指定を、「北を苦しめる有効な武器」(事務局長の増元照明さん)と位置づけてきた。

それだけに、指定解除は、家族にとって大きな手立ての一つをなくしたのと同じで、有本恵子さん(当時23歳)の父、明弘さん(80)は憤る。

「これまで築いてきた日本と米国との信頼関係が一気に崩れてしまう。日本政府には、我々家族を無視して筋の通らないことをした米政府に、断固抗議してもらいたい」

家族会代表の飯塚繁雄さん(70)も「手の届かないところで物事が進んでしまう。我々はそんなに小さいものなのかなと、むなしく思う」と残念そうに語り、「日本政府が、こうなることを想定して明確な方針を打ち出していれば、我々もここまで落胆しなかったかもしれない」と続けた。
JUGEMテーマ:ニュース
核廃棄のプロセスが不透明で先行きが危ぶまれていたが、唐突にアメリカの北朝鮮へのテロ支援国家指定が解除となった。
任期終了間近のブッシュ政権の最後の点数稼ぎと見る向きが多いが、ともかく何にせよこれからは北朝鮮の世界の各国の関係が変わっていく予兆を感じさせる出来事である。

しかし相変わらず拉致問題を抱える日本国内、特に家族会からの反発は大きい。
「北を苦しめる有効な武器」の消滅に「日本と米国との信頼関係」が崩れるなど「おいおい、」と突っ込みたくなるほどの激しさで訴えている。

何度も書いたが、この人たちのいう「有効な武器」が有効であることなど実は何の根拠もない。
正直町人も拉致問題は解決して欲しいとは思う。
しかし日本の与党政治家、特に右系の連中や家族会の大多数の意見は今まで何の成果も上げることが出来なかったのも事実である。

では一番の成果を上げたのは誰のどんな政策か?
それは小泉元首相の日朝平壌宣言である。
この宣言で日本は過去の植民地支配を謝罪し、賠償と経済支援を約束すると言う大きな譲歩を北朝鮮に対して試みた。
これに対して北朝鮮側は拉致問題を認め、謝罪し、一部の拉致被害者の所在を明らかにし、その後帰国が実現したのである。
右系の人に言わせればそれは「土下座外交」と言われるかもしれない。
しかし、それによって逆にそれまで何十年も進展しなかった 拉致の実態がわかったのだ。

しかしこの事実が発覚することにより、日本の拉致被害者家族やそれを中心とした世論は逆に北朝鮮に対して大きな反発を見せ、日長平壌宣言は有名無実化した。
それはそれまで北朝鮮が存在すら認めていなかった拉致問題に対しての最も大きな成果であるはずなのに、逆に突然の大きな成果がこういった柔和政策の首を絞めるという皮肉な結果を呼んだ。

なぜか?
最大の成果を読んだ政策であれば評価されるべきではないのか?
それはこの国の大半がまだサムライ的な「義」の価値観に支配されているからである。
拉致問題の進展、一部の被害者の帰還という成果よりも、明らかになった北朝鮮の暴虐に対する「義憤」が一部のサムライ気質の政治家や右系の人たちの怒りを買ったのだ。
サムライと言うものは実利よりも名誉を優先する。
もいろんそれは表面的なもので裏ではみんな袖の下を喜んだのだが、そういうタテマエは必要以上に生きていた。
人間の生命よりもタテマエ上は名誉を重んじ、不義のあった家族も殺していいというくらいだ。

要するに一部の家族が帰ってきたという成果やその喜びはどうでもいい。
日本と言う国に他国が土足で踏み込んできて国民を拉致したと言うことでつぶされたメンツ、傷つけられた国家としての名誉の方が重要なのである。
だからつぶされたメンツは相手の方から土下座してこない限り回復しない、だから一切交渉しない
いわゆるこれが武士の一分である。

しかし、町人はそんなメンツよりもどんな手段を使ってでも被害者の情報をつかみ、まだ生存者がいるなら一刻も早く帰国させる。
そのことが重要だと思うのだ。
だからいろいろ批判もあるが、拉致解決と言う点では日朝平壌宣言の成果は大きいと思う。
あそこで日本が様々な形で譲歩しなければ、今でも一人の拉致被害者も帰国していなかった、それは事実なのだ。
そしてむしろそれ以降日本が強硬に出て以来一切進展がないのである。

であるからそう合理的に捉えれば今回のテロ指定国家解除は拉致問題についても吉報となる可能性も高いのである。
北朝鮮と言うのは今の世界情勢においては例外と言えるほどに閉鎖的な国家である。
逆に閉鎖的で情報が遮断されているからこそ今どき独裁政権が存続しているわけなのだが、テロ指定国家解除によって今後人材や物資の行き来が増えればそれなりに拉致に関する情報も出やすくなると思うのだ。
むしろそちらの方から拉致の解決を目指す方が早いのではないかと思う。

その意味では日本も日朝関係を進展させることの方が拉致問題の解決に一歩近づくと思うのだが。
かなり年月がたっているからもし被害者が生きているとしたら残りの人生を母国で過ごすために必要な時間は刻一刻と少なくなっているのである。
であれば大義とか義憤などに駆られて向こうから謝ってくるまでは何もしないという、子供同士の意地の張り合いのようなことをこれ以上続けてどうなるのか?
今日の町人の一分である。

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  • 2017.07.25 Tuesday
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コメント
>それは小泉元首相の日朝平壌宣言である。

北朝鮮に最も有効なのは「圧力」です。圧力があるからこその対話です。こういうブログを書かれている割には本質を見誤っている様に思えてなりません。
  • 農民
  • 2008/10/12 11:04 PM
コメントありがとうございます。
しかしあなたの意見は裏づけがないように思われます。

あなたのいう「圧力」が拉致問題に与えた「成果」とはなんですか?
「日長平壌宣言」は北に拉致を認めさせ、5人の生存者と家族の帰国を実現した、これは紛れもない事実です。
ではその後の「圧力」外交が実現した成果は?
ぜひとも教えていただきたいものです。
  • chonin-minor
  • 2008/10/12 11:13 PM
拉致を認めさせた? 金は認めていません。部下が勝手にした事と言ってます。あの国で部下が勝手に・・・なんて事 有り得ません!圧力では解決しない? それは圧力が足りない事と口だけで方針がぶれている事 そして世論を作っているマスコミが 可哀想・可哀想と言うけど それ以上の世論を作ろうと絶対しない事です。拉致は人権侵害で国家侵害です。対話の必要はありませんしホントなら戦争です。自国民か拉致された国々の対応を調べてみて下さい。いかに日本が甘いか解ります。平壌宣言以降も拉致の可能性が有る失踪者が居るんです。
  • 2008/10/13 12:37 AM
コメントありがとうございます。
町人の言っていることは理性で考えれば間違いはありません。
金正日自身が関与を認めなかったにせよ日朝平壌宣言以前は拉致そのものを認めなかったのだから大きな成果には違いないでしょう。
そんなにいきなり国家の関与は認めないですよ。
日本だって従軍慰安婦に対する軍の関与をいまだに認めない元首相がいますよね。
逆に圧力は金正日の関与を認めさせたんですか?
北朝鮮に拉致されたのは日本人だけでなく、韓国人タイ人ルーマニア人などがいると言われてますがその中で元々戦争していた韓国以外どこの国が戦争を仕掛けたんですかね?
ていうか拉致されたら戦争を仕掛けて当たり前たっていつの時代の話ですか?
そんな戦争は知りません。
たいていの戦争は領土とかがらみと思いますが。
あとあなたは最初のコメントの人と同じ人なのですが?
違うなら失礼しましたが同じ方なら町人の聞いていること、圧力の成果をちゃんと答えてほしい。
別人なら失礼しました。
  • chonin-minor
  • 2008/10/13 3:28 AM
すみません!名前を書くのを忘れました。農民サンにも迷惑かけてゴメンなさい。 拉致は部下が勝手にした事・・・あの国だから仕方ない! これでは対話外交じゃないですねぇ! 僕みたいな一般人ですら金の命令があったと思っているのに その事を話し合わないで平壌宣言は間違いです。その後 拉致問題が進展しない一番の問題です。いつの時代でも領土があって人がいて国家です。それを侵す国があれば交渉し解決できなければ戦争する。当たり前の事です。戦争は外交手段の一つですからねぇ。他国・・・すみませんレバノンの事です。慰安婦問題? 軍が強制で女性を慰安婦にした事実や証拠はありません。
  • ヨシダ
  • 2008/10/13 9:28 AM
コメントありがとうございます。
レバノン女性拉致事件のことですね。
レバノン政府の強硬姿勢が平壌宣言の柔和策よりも効果があったと主張するならば、それには以下の疑問があります。
1.レバノンの事件は日本の多くの拉致と違いレバノン人女性を日本の企業で働いてもらうとだまして連れ出したものである。
当初から証拠がたくさんあり、家族も騒いでいた。
海岸近くを散歩中に突然拉致され非合法に移送された日本の拉致被害者と違い拉致の状況は非常に把握しやすかった。
2.事件はレバノン政府の抗議の前に発覚していた。
2名の女性はレバノン大使館に自力で駆け込み、拉致が発覚。
北朝鮮は被害者が自力で脱出したため一番確実な動かぬ証拠を突きつけられて返還に応じただけ。
また工作員として使おうとしていたのでそこまで身元を特定されては利用価値もなくなった。
それにより結局その後二名の女性を北朝鮮が返還。

しかし日本の場合は当時まだ拉致被害者の存在自体が不透明であった。
北にはまだシラを切り通せばどうにでもなる状況であった。
にもかかわらず北から拉致被害者の存在を引き出した平壌宣言の方がどう見ても効果が大きいといわざるを得ない。

簡単に言うとすでに五千円盗ったことがバレた泥棒からあと五千円を取り返すのと、まったく盗ったことがバレてない泥棒に自分から一万円取りましたと頭を下げて来させるのとどっちが難しいか、ちょっと考えればだれでもわかるであろう。

で、日本は拉致を人権問題として事あるごとに世界に訴えているが、なぜかあまり賛同を得ることができない。
その理由は従軍慰安婦の問題を絡めるとどうしても人権問題に対する本性が出てしまうからであろう。
客観的に見ると拉致も慰安婦も国や軍がかなりおおっぴらに関与していたことは明白。
ただその違いはあなたの中で「自国だからそんあことはしない」と思い込んでいるだけ。
それを客観的に見る力がないからこそこの問題で世界の理解が得られず、今回のような結果に結びつくわけである。

人権問題に日本人も朝鮮人もない。
それを慰安婦問題への対処で示しきれていないことが拉致問題への世界の理解を遠ざけ、今回のような軽視があるとしたら、やはりあなたのような人間の存在が世界の拉致問題への理解を遠ざけているとも言える。
いいかげんにそのことを理解した方がいいんじゃないですかね?
  • chonin-minor
  • 2008/10/13 12:54 PM
日本の拉致事件も当初から北の犯行と考えて捜査もしています。実際に証拠や証言を警察や公安は持ってますからねぇ。ただ当時は北の犯行と疑問を持って言うことも出来ない状況で、実際 拉致被害者家族会の方は誹謗・中傷・嫌がらせを受けたと講演で聞きました。小泉サンだって突然思い付きで北朝鮮に行ったのでは無いです。北朝鮮だって日本の総理が来たから突然 拉致を認めたのでは無いですょ。日本政府が証拠を見せ交渉して確約が取れたから小泉サンは北に行ったんですょ。レバノンと日本の拉致事件は何も変わりません。一緒です。唯一違う事は国内での南北朝鮮の影響力ですねぇ。強硬な対応をしなかったから今だに解決出来ずにいるのです。慰安婦問題は、軍の強制で慰安婦を集めた証拠は一つもありません。慰安婦問題の権威 吉見義明教授もハッキリ言ってます。
  • ヨシダ
  • 2008/10/13 3:35 PM
あなたは自分の考え沿うように非常に都合よく解釈しているようですが、客観的に判断すると矛盾だらけです。
小泉元首相が訪朝前にある程度拉致の事実を想定していたなら、なぜ平壌宣言にはそれが反映されていないのか、合理的な説明にはなっていません。
平壌宣言において拉致に関連する部分は以下の部分のみです。
「双方は、国際法を遵守し、互いの安全を脅かす行動をとらないことを確認した。また、日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題については、朝鮮民主主義人民共和国側は、日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題が今後再び生じることがないよう適切な措置をとることを確認した。」

この内容は、「拉致に関してもう日本は追求しないから、これからはそういうことはしないで仲良くしようね」という意味に過ぎません。
こんな内容を用意して訪朝した小泉のアタマの中では拉致被害者がまさか出てくるとは何も想定していなかったことは一目瞭然でしょう。

憶測だけですべて自説に合致する部分だけを強調しても真実は見えないですよ。

また、吉見氏は確かに旧植民地内で証拠は見つかっていないと認めていますが、外務省の非公開資料の中にはあることを指摘していて、従軍慰安婦の徴用に軍がかかわったこと自体を否定しているわけではありません。
そもそも日本は当時支配的な立場にあったわけですから証拠の隠滅もかなり広範囲でなされたことは証言されています。

特に海外ではその場で戦犯として裁かれる恐れがあるので命がけで自分たちに不利な証拠は隠滅したと考えても当然でしょう。
いつの時代も被害者、殺された側、被害を受けた側は証拠を残すどころではなかったのは同じです。
  • chonin-minor
  • 2008/10/13 10:47 PM
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