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失敗すると決まったわけではないのに先に責任のなすりあい

安保で政府内ちぐはぐ 破壊命令防衛省と官邸対立

2009年3月29日

北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」として発射する長距離弾道ミサイルへの対応など、安全保障政策をめぐって政府内で意見が食い違う場面が目立っている。

二十七日に発令されたミサイル防衛(MD)システムによる破壊措置命令をめぐる過程では、防衛省と首相官邸の意見が対立。防衛省幹部は「首相官邸との間にずれがあった」と認める。

防衛省としては、迎撃に万一失敗した場合の責任を防衛省に押しつけられることを嫌い、破壊措置命令を閣議決定したいとの思いがあった。これに対し首相官邸側は、閣議決定すれば、北朝鮮を刺激しかねないとの判断があったほか、人工衛星が飛来することを断定することになりかねないため、慎重な考えだった。

最終的には、閣議決定は行わないものの、外務、防衛、財務など各閣僚が参加した安全保障会議で決定する手順を踏むことで、防衛省が求めた責任の共有には一応、配慮する形に落ち着いた。

政府筋がMDによる迎撃は不可能との認識を示した問題でも、河村建夫官房長官や浜田靖一防衛相が全否定したのに対し、中曽根弘文外相は「難しいのは事実だろう」と指摘するなど、認識のズレもあった。外務省内には防衛省に対し「あまり迎撃すると言わない方がいい」との声も出ていた。
(東京新聞)
JUGEMテーマ:ニュース
北朝鮮が発射を予定している「衛星」をめぐって政府内では危機管理能力の低さが露呈されてしまっている。

麻生の失言もあるが、サムライ石原都知事などはそれを通り越して暴言である。
「非常に拙劣な技術で彼ら(北朝鮮)が打ち上げてね、変なものが例えば(日本の)間近に落ちるようなことがあった方が、むしろ日本人ってのはね、ある危機感というか、緊張感を持つんじゃないかな」
「何万分の一かなんか知らんけど、危険が我々の間近にあるという認識を持つことは、必要だと思いますね」
とのこと。

また、鴻池祥肇官房副長官は「ピストルの弾がピストルの弾に当たる、ピストルの弾同士が当たるというのは、なかなか難しいことだなあと思っている」と不安を煽りたいとしか思えなようなことを言ってみたり、挙句の果てには今から迎撃が失敗したときの責任のなすり合いである。

まず一番の勘違いがサムライ石原。
日本人がいかにも危機感がないかを言いたいようだが、はっきり言って今や日本ほど豪華な装備で国防に力を入れている国はない。
中国やロシアも攻撃兵器はたくさん持っているかもしれないがはっきり言って弾道ミサイルを確実に打ち落とせるかと言うと無理だろう。
だからアメリカに対して核ミサイルをたくさん用意して、オマエが撃つならこっちも撃つよ!って構えているのである。
確かに日本はイージス艦による迎撃実験をして一度失敗した。
しかしこのイージス艦による迎撃能力を持っているのは日本とアメリカくらいなのだ。
就役したばかりの韓国のイージス艦も、今回のミサイル騒動に乗じて一応出動はするようだが、出動しても迎撃能力はないのだ。
それと違い一応日本の2イージス艦はその能力を有するのである。
その能力は一応米軍の次である。
それ以外の他の国にはこんな豪華な装備をした艦は存在しないのである。

北朝鮮に対する備えに日本国民はいくら税金を投入していると思っているのか?
不審船対策で高速なミサイル艇を配備したし、戦闘機の航続距離延長のために空中給油機を配備したのも北との有事を意識した部分も大きいだろう。
北とは直接関係ないが、先ごろ最新鋭のヘリ空母も就航したわけで、これだけの装備を持っている国はいまや世界にそう多くはない。
日本は憲法上攻撃的兵器を持てないので自衛隊の装備は他国と比べて特殊ではあると思うが、ゆえに防御だけに世界有数の軍事費をつぎ込んでいるわけだから、ある意味これ以上金をかけようがあるのか?位のレベルである。
それなのにこれ以上危機意識を持てと言われたら、国民全体に有事に備えて小銃でも配るしかない。

ピストルの弾がどうの言うバカはもう問題外である。
ピストルには追尾装置がついてないからピストルの弾を打ち落とすのが至難の業なのは当たり前。
現代のミサイルには当然のように追尾装置がついているわけで、赤外線やレーダーなどで敵を探知して進むので命中精度は桁違いに違う。
同じわけがないのである。
絶対とはいえないが、目測で狙うのに比べれば天目学的確立で命中精度が違う。
一応こんごうは実験では大気圏外から飛来する目標の迎撃に成功しているのだ。
ピストルと一緒にするとはあまりにも無知蒙昧すぎる。

しかし、ハード的にはそれだけ金をかけた豪華装備に囲まれているのはともかく、今回ソフト的にはダメかもしれない、という気もしてくる。

自民党政権というのは防衛的にはどちらかというと力を入れていると言う印象はあった。
しかし今回のこのミサイル発射問題でその数少ないアドバンテージも、じつはダメなんじゃないかと言う気がしてきた。

国民の生命、財産を守る国防問題と言うのは言うまでもなく重要である。
国家の仕事の基本と言ってもいい。
しかし、この国民を守るための備えにもなにかギクシャクしている感が否めない。
責任問題を恐れてなかなか命令が出せないとは、いくら財力に任せていい装備を手にしても無駄になりかねない。

結局政府も官僚も金に任せていい装備をそろえるのも「国民を守る」という責任感からよりも、「俺たちこんないい装備持ってるよ、予算あるからね」と、いい刀を差して踏ん反り返りたいために過ぎない、いわゆる武士の一分、見栄からではないのかと思わせる。

自分の頭越しで飛ぶミサイル打ち落とすのは誰がどう見ても専守防衛だろ?
いいよ、人の目とかよその国の目とか気にしたり遠慮することはない。
せっかく金かけてこんな時が来るかもしれないって訓練してきたんだろ、遠慮なく打ち落とせよ、こっちだってそのために金払ってきたんだから。

そう言ってやりたい今日の町人の一分である。

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