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  • 2017.07.25 Tuesday
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9ヶ月を経た「CHANGE」と「友愛」のこれから

ロシア:MD対抗ミサイル、配備計画見直し 米対応に「見返り」

【モスクワ大前仁】ロシアのポポフキン国防次官は19日のラジオ番組で、米国が東欧へのミサイル防衛(MD)システム配備計画見直しを決めたことを受け、対抗策として新型ミサイル「イスカンデル」の配備計画を見直すことを明らかにした。ロシアが米のMD見直しに対する具体的な「見返り」に言及したのは初めて。イスカンデルは欧州に隣接する飛び地カリーニングラード州に配備する予定だった。

同次官は「(米国の)分別が野心を克服した。東欧のMDへの対抗手段を見直すので、その中にはイスカンデル・ミサイルの配備も含まれる」と発言した。

ただ、オバマ米政権が東欧のMD配備見直しに踏み切った背景には、年内に失効する第1次戦略兵器削減条約(START1)の後継条約の締結やイラン核問題の進展への期待がある。米国はイスカンデル配備中止以上の「見返り」を求めてくるのは確実とみられる。

イスカンデルは開発中の短距離地対地ミサイル。メドベージェフ大統領が昨秋の年次教書演説で、米MDへの対抗手段として、配備計画を明らかにしていた。
(毎日jp)
JUGEMテーマ:ニュース
今年初めに発足し、様々な改革を打ち出したオバマ政権。
その「CHANGE」の意思が今、やっと大きな輪となって世界に広がり始めた。

思えば先代のブッシュ政権の8年間はある意味「サムライ」、つまり軍事優先の時代であった。
911を契機にアメリカはテロとの戦いを宣言し新たに二つの大きな戦争を遂行し泥沼化し、しかし皮肉にも世界にテロを拡散させ世界各国でテロが頻発した。
核の拡散が問題視されながら反面米露の核軍縮は後退し、新規の核開発やインドの核装備が事実上認められ結局核不拡散は有名無実化した。

しかしアメリカの民衆はそういった流れにストップをかけることを選んだのか、新しく誕生したオバマ政権はこの流れに対し、新たな緊張緩和、軍縮、核不拡散の方向性を示したのである。
しかし、歴史の流れはすすむと同時に新たな反発も生み出した。
今様々な抵抗もあり今米国内では若干苦境に立ちつつあるオバマ政権であるが、世界中にその意思が拡がり、この問題に対しては徐々に理解が広まりつつあると言うことなのだろうか?

最終的にはこの姿勢はオバマが表明したイラク撤退、そしてまだその意思を表明してはいないが、いつかは終わりを告げなければならないアフガンの問題解決へとつながるであろうが、それがオバマの限られた任期の中で可能かはわからない。
しかしともすれば半年以上かかってやっとロシアやNATOの反応を引き出したと見える非常にゆっくりとした軍縮の歩みは、実際歴史的な転換点であるとすれば町人にはむしろ激しい変化とも思える、その微妙ではあるがドラスティックな流れの変化は見逃すことは出来ないのである。

さて、海の向こうから9ヶ月遅れて訪れたわが国の、歴史的な転換において、この時間差の間は非常にギクシャクした、戸惑いにも似たオバマ新政権への一線を引いた注目と言うのが正直なわが国政界の反応だったというのが正直なところではないだろうか?
それは以前当ブログでも取り上げたわがFXの有力候補であったF22の生産中止に対する米国議会の否定的な反応、そしてそれに呼応するかのようなわが国防衛関係者、及び与党の反応、つまり世界的軍縮へ向かおうとするオバマ政権の方針に対する本質的な変化に対する恐れのような、そういう不安感が表出した出来事であった。
しかし結局そういう「抵抗勢力」は軍縮へ向かおうと言うオバマの強い意志の前にはじつに些細な抵抗であったことを、今考えてみると実感させずにはいられない。

また、極東から米西海岸まで共同安全保障体制を築くとしたロシアのドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領の提案(AFP)という一節には、これは日本人にとって地球の反対側だけの問題ではなく、既に自分たちの国土、そして周辺地域すべてを含んだ課題になっていることを明らかにしている。

こうして考えると、当初懸念されてきた日本の新政権、鳩山内閣に対する外交政策への不安、おわゆる「友愛」への懸念と言うものはむしろ杞憂であったことを実感し、今後国際的緊張緩和がすすむにつれますますそれは確信に変わっていくであろうことを確信させる。
オバマが提唱し、それを受ける形でメドベージェフが掲げた極東を含む太平洋地域の緊張緩和は、日本が要望するにせよしないにせよ米軍再編、更に削減による軍事プレゼンスの変化の必要性をいやが応にも高めていくし、鳩山政権が掲げる外交姿勢はむしろ時代を先取りしたものとなり、オバマの掲げる軍縮→緊張緩和→軍事費削減による国家財政の改善、というプロセスがすすむにつれ、より緊密なパートナーシップを発揮する土台となるであろう。

もちろんそれがあっても中国や北朝鮮における人権問題など、まだまだ越えなければならないハードルはあるのは事実である。
ただ、ここ数年極東地域、特に日本と周辺を支配していたお互いに銃を突きつけ合い、それをさらにお互い強化しあうことで保とうとしていた緊張状態に対する出口を示していることも事実である。

それは銃を突きつけ合ってにらみ合う状況を抜け出すのは、どちらかが銃を捨てて両手を開いて和解を提案する以外にない、ということである。
オバマは世界にそれを示した。
そして相手も応え始めた。
同じ人間同士であるなら、我々にも同じ事は出来ないはずはないのである。
それを「現実的でない」としてきた人々がいるのは事実であるが、多くは銃を持つことによってむしろ何らかの利権にあやかる人々の主張、いわゆる武士の一分でしかなかったことが今や証明されようとしているのではないだろうか?

むしろこれからまた半年、一年たった頃に「現実的」でないとされるのはどちらか?
今日この記事を見て、また半年一年後にその意味を思い返していただけたらな、と思う今日の町人の一分である。

ご賛同いただけたらよろしくお願いします。

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