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  • 2017.07.25 Tuesday
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復興支援という名の国家総動員法が生み出した原発ファシズム

JUGEMテーマ:ニュース

マンガ「美味しんぼ」に登場する福島原発に関連した表現が物議を醸している。
ま、町人は未読なので論評しないがこの流れに関しては以前から感じていた危険な兆候が、はっきりと形になって現れてきた物として危機感を持っている。
それは民主党政権の失策、失速、失墜とタイミングよく?訪れた東日本大震災に絡み忍び寄ってきた新たなファシズム、言論統制である。
これに中国や韓国などの反日デモ、反日活動が拍車をかけ、日本の民主主義は真綿で首を絞められるようにじわじわと息の根を止められようとしている、のかも知れない。



小保方さんの時もそうなのだが、科学的な現象は本来は長い期間データと睨めっこして検証し、仮説を立て、証明し、反証され、また理論の欠陥を探し、と息の長い作業の末に結論が出る。
それが政治的な意図や無責任でゴシップ好きなマスコミに引っ掻き回される状態が続いている。


 本来原発事故に対する健康被害への見解など、たかが二年や三年で結論が出る話ではない。
なぜなら人類の歴史からすると一昨日開発されたくらいの新しい技術なので大規模な事故のケースが少ない。
スリーマイルやチェルノブイリのような例も使っていた炉や燃料の細かい仕様に至るまで考慮に入れるとするとあまり参考にならない。
まあもちろん大規模な事故のサンプルが沢山あったらもう地球が一大事だが。
だから鼻血描写が原発事故と関連があるかはわからないが、関連がないと断言できる人間もいないのである。
なぜなら70年も前の広島、長崎の原爆による被害者であってもつい最近になって、と言うか今年裁判で新たに認定された被爆者もいるのである。
だから福島の原発事故についても最低70年後まではどんな影響があるかは現在進行でわからないのだ。
だから影響がないと言っている人間の方が本来考えるとおかしいのだ。

更にそれを「差別」などという人間までいる。
ここが「原発ファシズム」の巧妙な点なのだ。
この原発事故が東日本大震災と無関係に起こっていたならどうだろうか?
人々は東京電力、そして国のエネルギー政策を非難し、被災者は賠償を請求して国や東京電力を提訴し、国民やマスコミは原発政策の転換を求める。
そして安全に対してより透明な姿勢を求める。
しかし、東日本大震災という未曾有の「天災」に見舞われた「東北地方」というオブラートが「人災」に過ぎない「福島原発事故」を包んで原因追及に対する厳しい目を曇らせているのだ。

思えば震災が起こった際は不思議な事に日本中が奇妙な連帯感に包まれた。
「頑張ろう、日本」とかそういうステッカーが流行り、みんなが「助け合い」を強調し、「忍耐」と「連携」という日本人の美徳を誇りとした。
それは海外で大規模な災害が起こる度に報道されてきた被災地の「無秩序」と対比され、被災地で秩序を乱さず不満を漏らさずじっと耐える人々に対する賞賛となり、日本人の「美徳」と胸を張った。
これが危険なのだ。
東日本大震災を機にある種復興の為の「国家総動員体制」が生まれたのだ。
戦前の「お国のために」という文言が「復興のために」という掛け声に重なり、何か嫌な空気が流れ始めた。
特にその嫌な空気が耐えられない程になったのが、震災瓦礫受け入れの時だ。
震災瓦礫を受け入れる自治体が放射能汚染を理由に受け入れを拒否した時の事だ。
まあ町人にはその心配の方がわかる。
国の原発事故に対する態度がそもそもおかしい。
不安になって当然だが、ここぞとばかりに異常な雰囲気になった。
「震災で大変な目に合っている被災者を支援しないのか?」
これは海外でも愚策と言われた。
日本は本来なら封じ込めるべき汚染物質をばら撒くつもりか?と。
もちろん非常時に一致団結して立ち向かう国民性は賞賛に値するし、大事だが、協力するのが当たり前で非協力的な人間を非難するのは間違っている。
それは「福島の人達は大変な目に合って今でも危険な放射性物質の近くに住んでいる。
だから微量の放射性物質が混じってるかも知れない土壌で大騒ぎするな!」と言うことだ。

また復興支援と言う名で愚かしい事が次々と起こった。
福島の農家は放射能汚染汚染という「風評被害」で危機に瀕している。
しかしいまだに汚染水漏れなどの問題がある福島の現状が「風評」なのか?
現に「復興支援」の名の下に現地の農産物を買って行った人々が帰りの道路などに「お土産」を捨てるという事もあった。
そんな「復興支援」に意味があるのか?
そんな人々を責めているのではなくて、復興支援セールを強要する事に、である。

そういう風に福島の作物や土壌に不安を抱く人々に「差別だ!」と言うのは間違っている。
原発事故は事実なのだ。
風評ではない。
そしてそれは福島の人々を責めているわけでもない。
責めを負うのは国の原発政策であり、東京電力であり、原発依存の自治体である。
それを被害者である住民への「差別」と騒ぐ自治体こそが責められるべきなのに、自治体はそれをあたかも「被害者」への差別であるかのようにすり替える。
これはまさに戦前の国家総動員体制みたいな物で、国家とか政府とか国民とかそういう判断を曖昧にさせ、本来軍部の暴走による侵略行為に対する国際的な非難を、日本国民に対する非難としてすり替え、国際的な孤立を深めたうえに開戦に至った経緯にも繋がるのだ。
これこそが「原発への非難」を「福島への差別」に結びつけて言論を弾圧する、ファシストの手法である。
実際多くの福島県民だって福島が安全だとは思っていない。
いまや多くの福島県民が東京などに移り住んでいる。
町人もそういう人を多く知っているし、中でも小さな子供がいる人は切実である。
ある人は家を新築したばかりだったと言っていたが、彼等はおそらく一生帰らないであろう。
彼等は福島が安全だとは全く思っていないのだ。
政府はそういう人達は「非県民」だ、風評被害に踊らされた人達だと笑うのか?
原発事故という本当に意外な所から広がっていくこういう言論弾圧、ファシズム的な動きに、歴史は繰り返すのか?それも意外な角度から、と懸念を抱かざるを得ない町人の一分だ。


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